電力60%カットして照度1.6倍を達成した施工例

上の写真は高天井用LED照明器具です。90Wながら何と400Wの水銀灯と同等性能です。

平成25年5月に福岡の某機械工場にて蛍光灯をLEDに改造する工事をさせて頂きました。施工前、施工後の比較をご紹介いたします。正確な性能比較のため、1台だけ点灯できる箇所を選びました。(写真はクリックで拡大します)


施工前(グロースタータ40W2灯式笠形蛍光灯)

③-1施工前

施工前器具はグロースタータ40W2灯式笠形蛍光灯(FL40S-W/37-2灯)です。今や旧型この上ない型式ですが、器具価格が非常に安いので、今でも使用されています。ただし、昨年日本は水俣条約に批准しましたので、FHF型以外の蛍光灯は今後使用できなくなります。色温度4000Kのいわゆる白色光ですが、演色性が61しかないので色合いが呆けた感じになります。消費電力は公称85W/台ですが10年以上使用していますので、実測では100W/台近いと思われます。

施工後(18W直管型LED-2灯)

③-3施工後

右は、器具改造後のLED点灯状態です。照射範囲も問題なく、光の色温度が5000K(昼白色)、演色性もRa80以上に上がっていますので、より太陽光に近づきました。色合いや線を見たりする作業にはより適した光となりました。AMADA社の機械をご存知でしたら、赤の色合いで光線の質が分かって頂けると確信いたします。


改造前器具直下照度 320(lx)

③-2施工前照度
左は改良前器具直下照度です。320(lx)を示しておりますので、JIS照度基準の「工場内一般作業工程照度」はクリアしています。しかしながら、グロースタータ式蛍光灯は演色性(Ra:どれだけ太陽光に近い性質を持つか0~100の指数で表示)が61しかありませんので、色や線、研削量を見る工程では、目を酷使する結果となります。

改造後器具直下照度 530(lx)

③-4施工後照度
右は器具改造後の作業台照度です。530(lx)と大幅に向上しているのがわかります。作業台の金属の色も実物に近くなりました。グロー式蛍光ランプは寿命12,000時間で約70%まで発光能力が落ちますが、LEDは寿命40,000時間で90%発光をキープします。消費電力も18W×2本で36W/台。LEDがお得なのは言うまでもありません。